進路 2026-09-15

大学サッカー強豪はどこ?4地区リーグの優勝記録と2026年順位

「大学サッカーの強豪はどこか」と聞かれると、有名校の名前を思い浮かべる方が多いはずです。ただ記録を確認すると「歴史的な優勝回数」「全国大会での実績」「今シーズンの順位」は別物で、必ずしも一致しません。この記事では関東・関西・東北・北信越の4地区リーグについて、連盟公式やJFA公式の情報をもとに、優勝記録と2026年9月14日時点の順位表を整理します。

大学サッカーの「強豪」は3つの軸で見ると整理できる

「強豪」という言葉には、いくつかの意味が混ざって使われています。歴史的な実績を指す場合もあれば、全国大会での勝ち上がりを指す場合、今シーズンの調子を指す場合もあります。3つに分けて見ると、大学サッカーの「強さ」の実態がつかみやすくなります。

サッカーマニアが扱うのは、関東・関西・東北・北信越の4地区連盟が主催する1部・2部リーグ、合わせて8リーグです。日本には大学サッカーのリーグが全国9地区にありますが、本サイトの対象はこの4地区のみで、他地区は本記事でも扱いません。

関東の強豪 — 優勝回数は早稲田大学と筑波大学が抜けている

関東大学サッカーリーグ1部の通算優勝回数は、早稲田大学の27回、筑波大学の17回が他校を大きく引き離しています。直近5年でも筑波大学と明治大学がそれぞれ2回ずつ優勝し、伝統校同士の争いが続いています。

通算優勝回数トップ8(表で)

順位大学通算優勝回数
1早稲田大学27回
2筑波大学17回
3東京大学9回
3国士舘大学9回
5明治大学8回
6慶應義塾大学7回
7中央大学5回
8専修大学4回
8流通経済大学4回

公式記録の注記によると、合計が102回になるのは両校優勝が3回あるためです。また筑波大学の優勝回数には、前身の東京高等師範学校・東京教育大学時代の記録も含みます。

出典:関東大学サッカー連盟 優勝記録

直近5年の優勝校

年度優勝校
2021年流通経済大学
2022年明治大学
2023年筑波大学
2024年明治大学
2025年筑波大学

出典:関東大学サッカー連盟 優勝記録

2026年シーズンの1部は国士舘大学が首位(9月14日時点)

2026年9月14日時点、関東1部は11試合を消化した段階で国士舘大学が勝点25で首位に立っています。以下は、連盟公式の順位表HTMLが取得できないため、編集部が試合結果から勝点3・分1・敗0、得失点差順で集計した参考値です。

順位大学勝点
1国士舘大学25
2日本大学20
3中央大学18
4早稲田大学17
5筑波大学16

最新の順位はサッカーマニアの関東1部順位表で随時更新しています。

「強豪校だから1部にいる」とは限らない

歴代の優勝回数がそのままシーズンの所属ディビジョンや順位に直結するわけではありません。関東1部で通算4回優勝している流通経済大学は、2026年シーズンは1部ではなく2部を戦っており、10試合を消化した時点で2部2位・勝点21という位置にいます。同様に、関東1部で通算8回優勝している明治大学も、2026年の1部では11試合を消化した時点で10位・勝点13にとどまっています。

これは「調子を落としている」「弱くなった」というような評価とは切り離して見る必要があります。大学サッカーに限らずリーグ戦の順位は毎シーズン動くものであり、歴代の実績と今季の順位は別の情報として扱うのが実態に近い見方です。進学先を検討する場合も、観戦先を決める場合も、名前だけでなく最新の順位表で現在地を確認する習慣が確実です。

2部の順位表は関東2部順位表で確認できます。

関西の強豪 — 直近11年の優勝校は5大学に分散

関西学生サッカーリーグ1部は、2015年から2025年までの11シーズンで5つの大学が優勝しており、関東に比べると優勝校の入れ替わりが目立つ構図になっています。

直近11年の優勝校一覧(表で)

年度優勝校
2015年関西学院大学
2016年阪南大学
2017年びわこ成蹊スポーツ大学
2018年大阪体育大学
2019年大阪体育大学
2020年大阪体育大学
2021年関西学院大学
2022年関西学院大学
2023年京都産業大学
2024年阪南大学
2025年関西学院大学

この11年間で優勝しているのは、関西学院大学・阪南大学・びわこ成蹊スポーツ大学・大阪体育大学・京都産業大学の5校です。

出典:関西学生サッカー連盟 過去の記録

2026年シーズンの1部は京都産業大学が首位(9月14日時点)

2026年9月14日時点、関西1部は11試合を消化した段階で京都産業大学が勝点26で首位です。関西1部については、他の地区と異なり連盟公式の順位表をそのまま採用しています。

順位大学勝点
1京都産業大学26
2同志社大学21
3関西大学20
4関西学院大学18
5立命館大学16

最新の順位表は関西1部順位表から確認できます。

東北の強豪 — 仙台大学を八戸学院大学・富士大学が追う

東北地区大学サッカーリーグは1部が8チーム編成で2回戦総当たり、2部が13チーム編成で1回戦総当たりという構成です。2025年度は仙台大学が優勝してインカレ予選ラウンドに出場し、2位に富士大学、3位に八戸学院大学が続きました。

出典:一般社団法人東北サッカー協会、2025年度結果

2026年シーズンは、9月14日時点で各校7試合を消化しており、八戸学院大学と富士大学がともに5勝2分0敗の勝点17で並んで首位、仙台大学が5勝1分1敗の勝点16で続いています。以下は編集部が試合結果から勝点を集計した参考値です。

順位大学勝点戦績
1八戸学院大学175勝2分0敗
1富士大学175勝2分0敗
3仙台大学165勝1分1敗

最新の順位は東北1部順位表をご確認ください。

北信越の強豪 — 新潟医療福祉大学と松本大学

2025年度の第53回北信越大学サッカーリーグ1部は、新潟医療福祉大学が13勝1分0敗・勝点39という無敗の成績で優勝しました。2位は松本大学(勝点26)、3位は新潟経営大学(勝点22)でした。

出典:北信越大学サッカー連盟

2026年シーズンは、9月14日時点で各校7試合を消化しており、松本大学が勝点16で首位に立っています。以下は編集部が試合結果から集計した参考値です。

順位大学勝点
1松本大学16
2新潟医療福祉大学15
3金沢学院大学14
4北陸大学14

最新の順位表は北信越1部順位表から確認できます。

全国大会の優勝実績から見る強豪

インカレと総理大臣杯の優勝校を並べてみると、関東の大学が中心である一方で、東北の富士大学や関西の阪南大学のように、地区の枠を越えて全国の頂点に立った大学もあることがわかります。

全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)

年度優勝校
2014年度流通経済大学
2015年度関西学院大学
2016年度筑波大学
2017年度流通経済大学
2018年度法政大学
2019年度明治大学
2020年度中止
2021年度駒澤大学
2022年度桐蔭横浜大学

出典:日本サッカー協会(JFA)

2025年度の第74回インカレでは、筑波大学が決勝で国士舘大学に3-0で勝利し、8大会ぶり10回目の優勝を果たしました。筑波大学は同年の関東大学サッカーリーグ1部も制しており、リーグとインカレの二冠は同大として45年ぶりとのことです。

出典:筑波大学

総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント

年度優勝校
2016年明治大学
2017年法政大学
2018年明治大学
2019年明治大学
2020年中止
2021年法政大学
2022年国士舘大学
2023年富士大学
2024年阪南大学
2025年東洋大学

出典:日本サッカー協会(JFA)

2023年は東北の富士大学、2024年は関西の阪南大学が優勝しており、関東以外の大学が全国大会の頂点に立つこともあります。なお、2026年度の第50回総理大臣杯は2026年9月2日から9月12日にかけて開催されました。

大会の出場枠や方式の詳細については、大学サッカーの全国大会「総理大臣杯」と「インカレ」の違いとは?で解説しています。

強豪校への進学を考えている人が確認しておきたいこと

強豪校への進学を考える場合も、大学サッカー部の試合を観戦したい場合も、ランキング記事の並び順をそのまま受け取るのではなく、当該シーズンの順位表と所属ディビジョンを自分で確認するところから始めるのが確実です。

関連する仕組みの詳細は、以下の記事でも解説しています。

まとめ

大学サッカーの「強豪」は、歴代のリーグ優勝回数、全国大会(インカレ・総理大臣杯)での実績、そして今シーズンの順位という3つの軸に分けて見ると、実態を捉えやすくなります。関東の早稲田大学・筑波大学のように歴代優勝回数で突出した大学がある一方、関西のように直近11年で5校が優勝するリーグもあり、東北・北信越にもそれぞれの強豪校があります。流通経済大学や明治大学の例のように、歴代の実績と今季の順位が一致しないケースもあるため、進学先や応援先を検討する際は最新の順位表を確認することが欠かせません。関東・関西・東北・北信越4地区の順位表は、サッカーマニアで随時更新しています。

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出典:関東大学サッカー連盟(JUFA関東)優勝記録、関西学生サッカー連盟 過去の記録、一般社団法人東北サッカー協会、北信越大学サッカー連盟、日本サッカー協会(JFA)の公式情報をもとに編集部作成

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